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おいしいもの

おいしいものを食べると、人は笑顔になります。
おいしいものってなんでしょう?

おいしいもの、おいしい料理にはいろいろな要素があります。

多分、皆様もお気づきかと思いますが、
自分の好みに合った、見かけと味の食べ物。
それから、一緒に食べる親しい友人や家族。
心配事や嫌なことが無い、精神的に幸せなこと。
そして、身体的に健康であること。

難しいことを書いてしまいましたが、楽しい仲間と楽しく食べることが
1番のご馳走です。

振り返って、そのおいしい料理を提供する側はどうでしょう。
おいしいって言ってもらえることを願って、
心をこめてつくり、心をこめて提供する。

かなり以前、ドラマ化もされた少女コミックで、
槙村さとるさんの描いた『おいしい関係』という話があります。
この話のはじめの方に、主人公が出会う1杯のスープが
あります。
食道楽だった、亡き父と食べたそれはおいしい魔法のスープ。
お父さんが亡くなって、お母さんとふたり落ち込んでいるときに、
ふらっといいにおいに誘われて入った、町の小さなビストロで
そのスープを食べたとき、主人公は決意します。
「ここで働こう。」

彼女が食べたのは、本物のコンソメスープ。
何も具は入ってませんので、一見そっけなく見えます。
しかし、深く澄み切った琥珀色と、いい香り。
その味は、肉や野菜のエキスが凝縮された
深い深い味わいです。
後に、主人公はそのコンソメをひく(コンソメはつくるといわず、
ひくと表現します)ことを命ぜられ、考え事をしてしまって
うっかりコンソメを煮立たせてしまいます。
コンソメは煮立たせると、にごってしまい使い物になりません。
琥珀色の澄んだスープにするには、時間と手間がかかります。

飾りの少ない料理は、ともするとお客様にとってつまらなく
思えるかもしれません。
もちろん、おいしいものには見かけも大事。
おいしくなさそうに見えれば、もちろん失格です。
でも、シンプルな料理も、ちょっと舌を研ぎ澄ませて
召し上がってみてください。意外な味のハーモニーが
奥深く潜んでいるはずです。

ところで、本物のコンソメスープは、時々ロアジでもお出しします。
おそらく、よそさまのスープより2倍くらい濃いかもしれません。
いつもあるわけではありません。
お召し上がりになりたい方は、お早めにご予約をなさってください。
一度お召し上がりになったら、よそのコンソメスープが、
別のものに思えるかもしれません。




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Author:スタッフM
美味しいものが大好きです。
時々食べ歩きします。
シェフの教育が行き届いているらしく、けっこう辛口です。
最近ソムリエ試験に合格しました。

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